「一本の鋼棒を曲げ、一枚の鋼板を叩き出す」という、メディスンマンカスタムズの根幹の精神・ハンドメイドにこだわった一台です。
フレームはロー&ロングに設計しワイドホイール仕様、シングルのダウンチューブはオイルタンクになっています。
歴史的名器とも言えるショベルヘットエンジンのヘット周りは分割加工、さらにオイルラインレス加工など、エンジンパーツは数十点ものワンオフパーツで組み上げております。[Staff/Abe]
エンジンはSV1200を採用レストア&カスタム。 ロッカーカバーは分割加工。
オイルラインレス加工など、一目見ただけではどのような構造になっているのか不思議に思う方も多いかと思います。各部は金メッキを施し、気品あるエンジンに仕上げました。 キャブレータはS&SスーパーBを採用、彫金を施しました。
ガスタンクは一枚の鋼板から叩き出して製作しています。 ガスキャップは埋め込みタイプ。モルガンダラーコインをはめ込みました。
オイルラインは銅パイプでパイピング加工。ダイレクトにロッカーアームに潤滑する構造になっています。 クラッチはハンドクラッチ、ハンドシフト。
リアホイールは200ミリ18インチ。ローターはPM13インチを採用しました。 フロントブレーキとの連動加工により、フロントブレーキレス仕様に。
一次ドライブは3インチオープンベルトを採用。 ベルトカバーはワンオフで製作。
当作品の製作にあたり、カービングシート、彫金加工など、全面的に協力していただいたゴールドキット、クラフトマン金子氏と。 メディスンマン カスタムズ冨田が、一番に信頼を置いてる人物です。
クラフトマン金子氏(奥) ロカビリー冨田(手前)